「手取り30万円で住宅ローン月7万円の返済は妥当?」
「手取り30万円で住宅ローン月7万円を返済しても家計は破綻しない?」
とお悩みではないでしょうか。
- 結論、手取り30万円で住宅ローン月7万円の返済は可能ですが、家族構成やライフプランによって注意すべき点があります。
この記事では手取り30万円での住宅ローン返済の実例や注意点を詳しく解説します。
この記事を読むことで、自分の家計状況で住宅ローンを組んでも安全かどうかが判断でき、後悔のない住宅購入ができるようになるので、ぜひご覧ください。
この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
手取り30万で住宅ローン月7万円は「やや注意」
手取り30万円で住宅ローン月7万円の返済は「やや注意」が必要な水準です。
返済負担率は約23%となり、一般的な目安である25%以内には収まっていますが、家族構成やライフプランによっては厳しくなる可能性があります。
特に以下のようなパターンでは注意が必要です。
- 子どもがいる家庭(教育費の負担が大きい)
- 共働きで配偶者の収入に依存している場合
- 車のローンや他の借入がある場合
- 将来的に収入減少の可能性がある職業
- 貯蓄が少ない状態での借入
これらの要素を考慮して、慎重に返済計画を立てることが重要です。
手取り30万円で7万円の返済は本当に大丈夫?悩んだらFPに相談がおすすめ
手取り月収30万円で月7万円の返済は本当に大丈夫かどうかは返済負担率だけでなく、将来のライフイベントや収入の安定性、他の支出とのバランスを総合的に判断する必要があります。そのため、一度FPに相談してみることが重要です。
FPに相談することで、現在の家計分析から将来のライフプランまでを考慮した適切な借入額のアドバイスを受けることができます。
また、金利タイプの選択や繰り上げ返済のタイミングなど、住宅ローンに関する幅広い相談も可能です。
専門家の客観的な視点から、あなたの状況に最適な住宅ローン計画を立てることで、安心してマイホームを購入できるようになります。
FPに相談するなら無料で相談できる「マネーキャリア」の無料相談窓口がおすすめです。
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手取り30万円で月7万円住宅ローンを返済するリアルな家計を公開!
手取り30万円で月7万円の住宅ローンを返済する実際の家計収支を紹介します。
以下は夫婦2人(子ども1人)の家庭における1ヶ月の収支例です。この家計例を参考に、自分の家計と比較してみましょう。
| 項目 | 金額 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 固定費 | |||
| 住宅ローン | 70,000円 | 返済負担率23% | |
| 水道光熱費 | 15,000円 | 電気・ガス・水道 | |
| 通信費 | 12,000円 | 携帯・ネット | |
| 保険料 | 20,000円 | 生命・医療保険 | |
| 車関連費 | 25,000円 | ローン・保険・税金 | |
| 固定費小計 | 142,000円 | ||
| 変動費 | |||
| 食費 | 60,000円 | 外食含む | |
| 日用品 | 10,000円 | 消耗品・雑貨 | |
| 衣服・美容 | 15,000円 | 被服・理美容 | |
| 交際費・娯楽 | 20,000円 | レジャー・趣味 | |
| 教育費 | 30,000円 | 保育料・習い事 | |
| 変動費小計 | 135,000円 | ||
| 支出合計 | 277,000円 | ||
| 貯蓄可能額 | 23,000円 | 年間約28万円 |
この家計例では、月々23,000円の貯蓄が可能ですが、緊急時の備えとしては不十分な水準です。また、子どもの成長に伴う教育費の増加や、住宅の修繕費用なども考慮する必要があります。
家計に余裕を持たせるためには、支出の見直しや収入増加の検討が重要になります。
手取り30万円で住宅ローン7万円を返済する人が考えるべきリスクと対策3選

- ライフステージの変化による収入減
- ライフイベントによる支出増
- 想定外の事態が起こるリスク
ライフステージの変化による収入減
ライフステージの変化によって、収入が減る時期があるかもしれません。
転職や失業、病気やけがによる休業、妻の産休、夫婦の育休・時短勤務などによって、どれくらいの収入減が予想されるでしょうか。
現在は共働きの夫婦でも、将来のキャリアを見据えてローンの契約形態を決めてください。共働きを続けるキャリアプランならペアローンや収入合算、一方が退職するなら単独ローン、といった選択肢を検討します。
ライフイベントによる支出増
住宅ローン返済中に迎えるライフイベントによって支出が増えることを予測し、余裕を持った計画を立てておきます。
子どもの誕生、進学による教育費、自分の病気、親の介護、物価上昇、変動金利の場合の住宅ローン金利の上昇、家の修繕費などに資金が必要になるタイミングはいつごろでしょうか。
支出増の対策として、家計の収支を見える化して、固定費の見直しをしておきます。さらに、教育資金や老後資金の計画的な貯蓄を行いましょう。
想定外の事態が起こるリスク
ローン契約時には予想もしていなかったことが起きるリスクもあります。
想定外の転勤や離婚を経験したり、転職に伴う転居が必要になったりするかもしれません。
対策として、キャッシュフロー表を兼ねたライフイベント表を作成しておき、定期的に見直しをするといいでしょう。
手取り30万円で7万円の住宅ローン返済をマネーキャリアなら無料でシミュレーション
現在の収入や家計の状況では月7万円の住宅ローン返済に余裕があるように思えても、今後数十年にわたって無理なく返済できるかどうか判断するのは難しいと感じるでしょうか。
FP相談では、将来のライフイベントを想定した返済シミュレーションが可能で、プロの視点から返済計画とその他の資金準備についてアドバイスが受けられます。
【まとめ】手取り30万円で住宅ローン7万円の返済は可能!大切なのは家計とライフプランの見直し
この記事では、手取り30万円で住宅ローン7万円の返済は適正な返済負担率に収まっていて実現可能とお伝えしました。
ただし、ライフプランに合わせて余裕を持った返済計画を立てるのがおすすめです。
手取り30万円の2人暮らしの場合のリアルな家計も公開し、ローンを返済するだけではなく固定資産税などの維持費も必要とわかりました。
自分の手取りに最適な借入額や返済方法について迷ったら、FPへの相談がおすすめです。
マネーキャリアでは、ローンの検討段階から、返済途中の借り換えなどのお悩みが生じても長期間サポートが受けられます。


