
内容をまとめると
- 無職になってもNISAでの運用を継続し、非課税のメリットを活かして資産運用が可能
- 無職期間中もNISAへの投資を成功させるポイントとしては少額投資をしつつ、運用の見直しを適宜入れることが挙げられる。
- しかし、自分一人でどれほど投資すべきか、どのように運用を見直すべきかの判断は難しいので、マネーキャリアのように「NISAのプロへ無料で何度でも相談ができる相談窓口」を使う人も多い。
- 生活費と運用資金のバランスや、復職後に向けた資産管理なども併せて相談可能!

この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
- NISA運用中に無職になっても継続は可能!
- 口座開設に必要な条件
- 無職期間中にNISAを運用するならFPに無料相談すると安心
- 無職期間中にNISAを継続するメリットとデメリット
- 引き続き非課税の恩恵が受けられる【メリット】
- 投資額やリスク管理の手間が発生する【デメリット】
- 無職期間中の人でも安心!NISA運用を成功させる4つのポイント
- 積立金額の見直しを行い無理のない範囲で継続する
- 定期的に運用状況を見直す
- ファイナンシャルプランナーに相談する
- NISA運用中に無職になった場合のポイント
- リスク許容度の見直しをしておく
- 積立金額の見直しをしておく
- 無理に積立を継続せず運用のみ継続することも検討する
- NISA口座開設時の注意点とよくある疑問
- 税務署の審査は無職でも問題ない?
- 職業欄には何を書けばいい?
- 金融資産額の記載はどうする?
- NISA運用中に無職になった場合の注意点まとめ
NISA運用中に無職になっても継続は可能!
NISA運用中に無職になっても継続は可能です。
なぜなら、金融庁の公式サイトにも記載があるように「日本国内に居住していて、その年の1月1日時点で18歳以上であること」という条件を満たせば誰でも利用できるからです。(※)
職業や収入の有無は制度上の制限には含まれません。
そのため、無職になってしまった場合でもこれまで通り継続することが可能です。
※参照:NISAを知る|金融庁
口座開設に必要な条件
NISA口座を開設するためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 日本国内に居住していること
- その年の1月1日時点で18歳以上であること(新NISAの場合)
- マイナンバーや本人確認書類を提出できること
- 他の金融機関でNISA口座を持っていないこと(1人1口座のルールがあるため)
これらの条件を満たせば、職業や収入の有無に関係なく口座開設をすることも可能です。
このことからも、NISA運用中に無職になった場合もNISAをやめずに継続できることがわかります。
無職期間中にNISAを運用するならFPに無料相談すると安心
無職の時期は将来の収入見通しが不透明なぶん、資金計画に不安を感じやすいものです。
そこで頼りになるのが、ファイナンシャルプランナー(FP)への無料相談です。
FPに無料相談すれば、生活費と投資のバランスをどう取るか、無職期間中の積立金額をどう調整するかといった具体的なアドバイスがもらえます。
さらに、将来の収入が戻ったときにどう投資を増やしていくかといった、長期的なプランも一緒に考えてくれます。
一人で判断するよりも、専門家に相談することで安心してNISAを続けられます。
FPへの相談なら、無料で相談できるマネーキャリアがおすすめです。
- 相談はオンライン・対面両方OK!土日祝も対応可能なので家事や仕事で忙しい方も気軽に相談できる
- 質が高く顧客対応に優れた専門家(FP)のみが対応するため、はじめての方でも安心して相談できる
- 無職期間の家計管理や今後の資産形成プランまで全般的に相談できる
無職期間中にNISAを継続するメリットとデメリット
無職期間中にNISAを継続するメリットとデメリットは以下の通りです。
- 引き続き非課税の恩恵が受けられる【メリット】
- 投資額やリスク管理の手間が発生する【デメリット】
引き続き非課税の恩恵が受けられる【メリット】
NISAの最大の魅力は、投資で得た利益が非課税になる点です。
無職期間中の人でも、この非課税枠は有効に活用でき、通常の口座に比べて効率よく資産を増やせる点は変わりません。
収入が途絶えていても、これまで積み立ててきたお金が非課税で運用されているのは大きな安心材料といえるでしょう。
投資額やリスク管理の手間が発生する【デメリット】
無職の人は安定収入がないため、投資リスクに特に注意が必要です。
生活資金を投資に回しすぎないようにし、積立金額を減らしてリスク分散を心掛けましょう。
また、生活資金が圧迫される恐れがある人は、積立を一時停止して運用のみを継続する方法をとることも大事です。
どちらにせよ、定期的に投資状況を見直し、必要に応じて調整しましょう。
無職期間中の人でも安心!NISA運用を成功させる4つのポイント
無職期間中の人でもNISAを活用して資産運用を成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
少額投資を心掛け、リスクを分散することや定期的な見直し、専門家への相談が鍵となります。
ここでは、無職の人でも安心してNISAを運用するための具体的な方法を4つ紹介します。
積立金額の見直しを行い無理のない範囲で継続する
無職の人にとって投資の最大のリスクは、生活資金が不足することです。
そのため、まずは積立金額を見直し、無理のない範囲で投資を続けることが大切です。
例えば、積立額を一時的に減らせば、生活費を圧迫せずに運用を継続できます。また、少額投資であれば万が一の損失が発生しても生活に大きな影響を与えにくいでしょう。
加えて、投資対象を株式だけに偏らせず、債券やバランス型投資信託を組み合わせるなど「商品面での分散」も意識すると、リスクをさらに抑えられます。
定期的に運用状況を見直す
無職の人でも安定した運用を続けるためには、定期的に投資状況を見直すことが重要です。
市場環境や自身の生活状況が変わる中で、ポートフォリオを適切に調整することで、リスクを最小限に抑えつつ効率的な運用が可能になります。
例えば、株価が大きく変動した場合には、保有する資産の割合を見直し、必要に応じてリバランス(資産配分を見直すこと)を行いましょう。
また、投資目標が達成された場合には、利益確定を検討することも一つの方法です。
定期的な見直しをすると、リスクの高まりを早期に発見し、状況に合わせて対策を検討できます。
ファイナンシャルプランナーに相談する
資産運用の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に相談することで、無職期間中の人でも安心してNISAを継続できます。
FPは個々の貯蓄状況やNISA運用状況に応じた具体的なアドバイスを提供してくれます。
例えば、生活費を確保しながら無理のない範囲での投資計画を立てる方法や、リスク管理のポイントについて、詳しく教えてもらうことができます。
FPに相談することで長期的な視点での資産形成をサポートしてもらえるため、将来の不安軽減にもつながります。
ファイナンシャルプランナー(FP)への相談なら、相談無料のマネーキャリアがおすすめです。
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NISA運用中に無職になった場合のポイント
NISA運用中に無職になった場合のポイントは以下の通りです。
- リスク許容度の見直しをしておく
- 積立金額の見直しをしておく
- 無理に積立を継続せず、運用のみ継続することを検討する
無職になり、収入が途絶えたのに、これらのような見直しをせずに運用を続けると、生活費を圧迫する可能性があります。そのため、これから詳しく解説する内容を理解し、無理のない運用ができるように工夫していきましょう。
リスク許容度の見直しをしておく
積立金額の見直しをしておく
無職になったときは、積立金額を見直すことが重要です。
なぜなら、収入が途絶えるとこれまでと同じ金額を積み立て続けるのが難しくなり、食費や光熱費、家賃などの生活費を削らなければならなくなる可能性があるからです。
たとえば、毎月3万円積み立てていた人が1万円に減額するだけでも、生活の負担を抑えながら投資を続けられます。
まずは生活費や固定支出を整理したうえで、無理のない金額を再設定することが、長期的に安心して運用を続けるポイントです。
このように積立金額を適切に見直すことで、家計と投資を両立させながら無理なくNISA運用を続けることができます。
無理に積立を継続せず運用のみ継続することも検討する
無職になった場合は、無理に積立を続けず一旦運用のみに切り替えることも検討しましょう。
なぜなら、収入がゼロの状態で月々の積立投資を無理に継続すると、生活費不足により貯金の取り崩しや、さらに投資元本まで売却せざるを得ない危険性があるからです。
たとえ積立をやめても、それまでに買った資産はそのままNISAの非課税のメリットを受けながら運用を続けられます。
つまり投資を完全にストップするわけではなく、すでに持っている資産が市場の成長に合わせて増える可能性があり、さらに時間をかけて運用することで複利の効果も続けて得られるのです。
このように積立を休む選択を持つことで、生活基盤を守りながら長期的な資産形成、再就職後のスムーズな投資再開につなげることが可能です。
NISA口座開設時の注意点とよくある疑問
ここでは、NISA口座開設時によくある疑問とその対処法について解説します。
NISAをまだ始めたことがなく、再就職したときに向けてNISAをはじめておきたいというかたもいるでしょう。
ただし無職期間中の方だと、職業欄の記入方法や金融資産額の申告方法についての不安が多く発生するため、以下で解説します。
税務署の審査は無職でも問題ない?
NISA口座の開設には税務署の審査が行われますが、無職期間中の人でも特に問題はありません。
審査の流れは通常と同じで、本人確認が取れれば通過できる可能性があります。
税務署の審査は、主に口座の重複を防ぐためのものであり、収入の有無は直接関係ありません。
過去にNISA口座を開設したことがないかを確認する程度なため、無職期間中の人でも安心して申し込むことができます。
職業欄には何を書けばいい?
NISA口座を開設する際には申込書やオンラインフォームに職業欄の記入が求められます。
無職の人はこの欄に何を書けばよいか迷うことがあるかもしれませんが、正確に現状を記入することが大切です。
「無職」と直接記載することに抵抗がある場合は、「現在求職中」や「転職活動中」「自営業準備中」など、自分の状況に合った表現を選ぶことができます。
金融機関は職業情報を主に顧客の投資方針やリスク許容度を把握するために使用しており、職業が審査結果に直接影響することはほとんどありません。
正直に記載することで、不要なトラブルを避けることができます。
金融資産額の記載はどうする?
NISA口座開設時には、保有する金融資産額の申告が求められることがあります。
無職の人でも、この項目を正確に記載することが重要です。
もし家族からの援助や貯蓄がある場合は、その金額を含めて記入することができます。
また、金融資産額の申告は投資の安全性を確保するためのものであり、適切なリスク管理をおこなうために必要な情報です。
不安な場合は、証券会社のサポート窓口に相談するのも良い方法です。
NISA運用中に無職になった場合の注意点まとめ
ここまで、NISA運用中に無職になった場合の注意点やNISAを継続するメリット・デメリットについて紹介しました。
無職期間中でもNISAを活用することで、非課税のメリットを享受しながら効率的に資産形成を進めることが可能です。
ただし、無職になった場合は、これまでと同じ運用を継続すると資金不足に陥る可能性があるため、再就職までの期間や必要な生活費などを計算したうえで調整をすることが大切です。
そこで、マネーキャリアの無料相談でプロに相談すれば、無職期間中のお金の管理やNISAの運用についてまとめて相談することが可能です。
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