
・資産運用を始めたいけど、どこに相談すればいいの?
・おすすめの相談先はどこ?
といったお悩みはありませんか?
- 結論、資産運用の相談先としては、IFA・FP・銀行・証券会社の4つがあります。
本記事では、初心者にも安心して利用できる、人気の無料資産運用相談窓口を4つ厳選して紹介します。
また、資産運用の相談先を選ぶ際に失敗しないためのポイントも紹介するのでぜひ参考にしてください!

この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
>> 井村 那奈の詳細な経歴を見る
この記事の目次
- 資産運用はどこに相談すべき?まずはフローチャートで相談先を確認しよう
- 資産運用はどこに相談すべき?おすすめの無料相談窓口4選
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- IFA(資産運用アドバイザー)
- 銀行
- 証券会社
- 【失敗しないために】資産運用の相談先を選ぶ際のポイント
- 中立性・利益相反の有無がないか確認する
- 資産運用だけでなく足元の家計管理なども見直してくれるか確認する
- 専門家のプロフィールから得意分野・相談可能ジャンルを確認する
- 資産運用の相談をする際に事前に準備しておくべきこととは?
- 相談の目的を明確にする
- 現在の資産状況を把握する
- リスク許容度を考えておく
- 将来のライフプランやイベントを整理する
- 相談したい内容をリストアップする
- 必要な書類や情報を用意する
- 【番外編】資産運用の相談ができる窓口一覧
- 【まとめ】資産運用はどこに相談すべき?人気の無料相談窓口
資産運用はどこに相談すべき?まずはフローチャートで相談先を確認しよう
「資産運用を始めたいけれど、どこに相談すべきか分からない」、そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
結論からいうと、資産運用の主な相談先としては「銀行・証券会社・IFA・FP」の4つがあります。
それぞれの相談先に特徴やメリット・デメリットがあるため、まずは下記のフローチャートで自分の状況に合う相談窓口を見つけてみましょう。


資産運用はどこに相談すべき?おすすめの無料相談窓口4選

FP(ファイナンシャルプランナー)

資産運用の相談先として代表的なのが、FP(ファイナンシャルプランナー)です。
FPは、家計管理・保険の見直し・住宅購入・老後資金準備など、ライフプラン全体に関わる幅広い相談に対応できる専門家です。資産運用を単なる「投資」ではなく、将来を見据えた資金計画として考えたい方にとって、心強いパートナーとなるでしょう。
FPは、相談者の立場に寄り添いながら中立的なアドバイスを提供できる点が大きな特徴です。特に独立系FPであれば、商品販売を目的としない客観的な提案を受けられる可能性が高く、自分に合った資産運用の方法を見つけやすくなります。
近年は無料相談やオンライン対応が充実しており、自宅から気軽に相談できるサービスも増えています。時間や場所を選ばず利用できるため、仕事や育児で忙しい方にも便利です。


IFA(資産運用アドバイザー)

資産運用の相談先として、IFAも有力な選択肢です。IFAは証券会社や銀行など特定の金融機関に属さない独立した立場で活動しており、販売商品に縛られない中立的なアドバイスを提供できる点が大きな強みです。
資産形成や老後資金の準備、株式や投資信託の運用戦略まで、専門知識を活かした具体的なサポートを受けられます。銀行や証券会社では自社商品の提案に偏りがちですが、IFAなら複数の金融機関の商品を比較しながら、より自分に合ったプランを提案してもらえます。


銀行

資産運用の相談先として最も身近なのが銀行です。普段から口座を利用しているため、心理的ハードルが低い点が特徴です。
銀行では投資信託・NISA・保険商品などを活用した運用提案を行っており、無料相談や運用セミナー、個別相談会を利用できるケースも多く、初心者が情報を集めやすい環境です。
さらに、口座情報や取引履歴をもとにしたパーソナライズ提案が受けられるのも強みです。預金やローン相談と合わせて総合的なマネープランを立てたい方にとって効率的な選択肢といえるでしょう。


証券会社

資産運用の相談先として、証券会社も有力な選択肢です。特に株式や投資信託に関心がある方にとって、専門的な知識や豊富な投資情報を得られる点が魅力です。具体的な運用戦略を立てたい方には適した相談窓口といえます。
証券会社では、専任アドバイザーが投資目的や資産状況に合わせたポートフォリオを提案してくれます。近年は無料相談やオンライン・電話でのサポートも普及しており、対面での個別面談にも対応している店舗もあります。
また、マーケット情報を日々分析しているため、リアルタイムな助言が受けられる点も強みです。長期の資産形成だけでなく、短期的な投資判断を求める方にも適した窓口です。


【失敗しないために】資産運用の相談先を選ぶ際のポイント

資産運用の相談先選びは、将来の成果を大きく左右する重要な要素です。
どれほど有名な窓口でも、自分の状況や目的に合わなければ満足のいく提案は受けられません。信頼できるパートナーを見極めるには、中立性・家計全体への対応力・アドバイザーの得意分野といったポイントを確認することが欠かせません。
中立性・利益相反の有無がないか確認する
資産運用の相談先を選ぶ際は、中立性と利益相反の有無を確認することが重要です。相談先によっては、提案内容が偏るリスクがあるためです。
銀行や証券会社は自社商品の提案を優先する傾向があります。必ずしも悪いことではありませんが、顧客本位ではない提案になる可能性がある点は理解しておく必要があります。
一方、独立系FPやIFAであれば、特定の金融機関に縛られず多様な商品から比較・検討が可能です。中立的な視点でのアドバイスが得られるため、自分に最適な運用プランを選びやすいでしょう。
資産運用だけでなく足元の家計管理なども見直してくれるか確認する
資産運用を始める際、「どう増やすか」に目が向きがちですが、最初に見直すべきは家計です。収支が不安定な状態で運用を始めると、急な出費で資産を取り崩すリスクが高まります。
生活費や緊急資金が十分でない場合、予定外の支出が発生しただけで長期運用を中断せざるを得なくなる可能性もあります。その結果、想定していた成果が得られないことも珍しくありません。
そのため、資産運用だけでなく家計管理もサポートできる相談先を選ぶことが重要です。特に、支出管理・貯蓄計画・保険見直しまで含めたアドバイスを受けられるかどうかが、今後の資産形成に大きな影響を与えます。
専門家のプロフィールから得意分野・相談可能ジャンルを確認する
資産運用の相談先を選ぶ際に見落とされがちなのが、専門家のプロフィール確認です。経歴や得意分野を事前に把握することで、自分の目的に合った助言を受けやすくなります。しかし、専門家の情報を十分に公開している窓口は多くありません。
銀行や証券会社では担当者が事前に分からないケースが一般的で、当日初めて顔を合わせることも少なくありません。その結果、求めるアドバイスを得られるかどうか判断が難しい状況になりがちです。
さらに、担当者が頻繁に変わる環境では一貫したサポートが難しいため、長期的な資産運用を見据えるなら、継続的に状況を把握してくれるパートナーを選ぶことが重要です。
資産運用の相談をする際に事前に準備しておくべきこととは?

資産運用の相談を有意義に進めるには、事前準備が不可欠です。準備不足では提案が表面的になり、期待する成果が得られない可能性があります。的確なアドバイスを受けるためにも、自分の状況や考えを整理しておくことが重要です。
ここでは、相談前に押さえておくべき6つの確認ポイントを解説します。事前に目を通し、円滑な対話ができるよう備えておきましょう。
相談の目的を明確にする
資産運用を始める際は、「何のために運用するのか」という目的を明確にすることが重要です。ゴールを具体的に整理しておくことで、相談先から的確なアドバイスを受けやすくなります。
たとえば、老後資金の準備であれば、必要額や期間を踏まえたリスクを抑えた長期運用が適しています。子どもの教育資金を目的とする場合は、進学時期を考慮した計画と、必要時に引き出せる流動性が重要です。
一方、余裕資金を効率よく増やす場合には、リスク許容度に応じて株式や投資信託など収益性を重視したプランが検討対象になります。目的を明確にすることで、無理のない範囲で一貫性のある資産運用が実現できます。
現在の資産状況を把握する
資産運用を始める前に重要なのは、現状の正確な把握です。自分の立ち位置を理解せずに運用方針を決めても、適切なプランは立てられません。預貯金、株式、投資信託、不動産、保険など保有資産をすべて棚卸しすることから始めましょう。
資産の内訳と金額を明確にすることで、リスク許容度や運用に充てられる余裕資金の範囲が見えてきます。生活防衛資金を確保したうえで、無理なく投資に回せる金額を判断することが大切です。
さらに、毎月の収支や年間の家計バランスも把握しておきましょう。固定費・変動費を整理することで、持続可能で現実的な資産運用計画を立てやすくなります。
リスク許容度を考えておく
資産運用を始める際に欠かせないのがリスク許容度の把握です。投資にはリスクが伴いますが、その受け止め方は人それぞれです。まずは、元本割れをどの程度まで許容できるかを明確にし、資産が減少しても生活に支障がない範囲を見極めましょう。
次に、運用期間も整理する必要があります。短期で利益を狙う場合はリスクが高まり、中長期の運用であれば一時的な価格変動を受け入れる姿勢が求められます。
さらに、どの程度の価格変動に精神的に耐えられるかを把握しておくことも重要です。数字上の損失が一時的でも、不安が大きければ冷静な判断が難しくなります。自身の性格や投資経験を踏まえ、無理のないリスク水準を設定しましょう。
将来のライフプランやイベントを整理する
資産運用を始める前に、将来のライフプランや大きな支出を把握しておくことが不可欠です。結婚・出産・住宅購入・子どもの進学など、ライフイベントにはまとまった資金が必要となるため、早い段階で資金計画を立てましょう。
たとえば、結婚式や出産費用を事前に把握すれば、余裕を持った貯蓄が可能になります。住宅購入を予定している場合は、頭金や返済計画を含めた資金準備が求められます。
また、子どもの教育資金は早めの対策が重要です。特に大学進学には学費や生活費が大きくかかるため、公立・私立の違いを踏まえて必要額を試算し、計画的に準備を進めましょう。
支出を整理した上で必要額を明確にすれば、無理のない資産形成がスムーズに実現できます。
相談したい内容をリストアップする
資産運用やライフプランの相談では、事前準備が相談の質を左右します。不安や疑問、確認したい内容をリストアップしておくことで、効率的で実りある対話が可能になります。
資産運用であれば、たとえば「現在の収入と貯蓄から投資に回せる金額」「自分に適したリスク水準」「目標金額の設定方法」などを整理しておくとよいでしょう。
ライフプランに関しては、「教育費の準備方法」や「必要な老後資金額」といった具体的なテーマを明確にすると、FPやIFAからより実践的なアドバイスを受けやすくなります。
必要な書類や情報を用意する
資産運用の相談を円滑に進めるには、事前準備が欠かせません。まず、自分の資産状況や収支を把握できる資料をそろえましょう。
具体的には、銀行口座の通帳、証券口座の残高報告書、加入している保険の証券などが有効です。これらを準備しておくことで、現状を正確に把握し、適切なアドバイスを受けやすくなります。
また、日常の収入・支出をまとめた家計簿やメモも有用です。さらに、住宅ローンやその他の借入がある場合は、残高明細や返済計画表も合わせて用意しておくと、より精度の高い運用プランを提案してもらえます。
【番外編】資産運用の相談ができる窓口一覧
資産運用の相談先は数多くありますが、信頼性の高い窓口を見極めることが重要です。特に、中立的な立場で助言を行う公的機関や専門団体は、初心者にとって心強い存在です。
ここでは、無料または低コストで利用できる代表的な相談先を紹介します。それぞれ特徴が異なるため、目的や相談内容に合わせて選ぶことが大切です。
相談窓口 | J-FLEC 金融広報中央委員会 | 日本FP協会 |
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相談料 | 無料 | 無料 |
相談可能範囲 | 家計改善 貯蓄 ローン 金融知識 | 家計管理 保険 資産運用 相続 |
相談方法 | 対面 電話 オンライン | 対面 電話 オンライン |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
【まとめ】資産運用はどこに相談すべき?人気の無料相談窓口

資産運用を始める際、「どこに相談すべきか」で迷う人は少なくありません。本記事では、無料で相談できる代表的な窓口としてFP、IFA、銀行、証券会社の4つを紹介しました。それぞれ特徴が異なるため、目的や状況に合わせて選ぶことが重要です。
幅広い商品から中立的な提案を受けたいならIFA、家計全体の見直しも含めたアドバイスを求めるならFP、気軽に相談できる身近さを重視するなら銀行や証券会社が適しています。事前に資産状況や目標を整理しておくことで、より具体的なアドバイスが得られるでしょう。
総合的なサポートを重視するなら、FPとIFAの両方が在籍するマネーキャリアがおすすめです。累計相談件数10万件超、満足度98.6%の実績があり、無理な勧誘もないため初心者でも安心です。
中立的で丁寧なサポートを求める方は、一度マネーキャリアの無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。
