この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
- シングルマザーでもふるさと納税できる?
- 非課税世帯はふるさと納税の控除を受けられないので注意
- 課税世帯のシングルマザーならふるさと納税ができる!
- はじめてのふるさと納税は無料FP相談でプロのアドバイスをもらおう
- シングルマザーが知っておきたいふるさと納税のやり方4ステップ
- ふるさと納税の控除上限額を調べる
- ふるさと納税サイトで返礼品を選んで申し込む
- ワンストップ特例を利用して手続きをする
- 返礼品を受け取る
- シングルマザーの節税対策のポイントとは?現役FPに聞いてみた【座談会】
- 控除はライフイベントごとに見直す
- 節税で浮いたお金の使い道を決めておく
- ふるさと納税のお悩みはマネーキャリアの無料FP相談で解決しよう!
- シングルマザーのふるさと納税についてよくある質問
- ふるさと納税の締切はいつですか?
- シングルマザーにおすすめのふるさと納税の返礼品は?
- シングルマザーがふるさと納税をする際に注意すべきことは?
- 【まとめ】課税世帯のシングルマザーはふるさと納税を活用しよう!
シングルマザーでもふるさと納税できる?

ふるさと納税とは、自分が応援したい自治体を選んで寄付をすると、寄付額から2,000円を引いた額がその年の所得税、翌年の住民税から控除される制度。
そのうえ、寄付額に応じた魅力的な返礼品がもらえるとあって、2008年の制度開始から多くの方が利用しています。
ここでは、シングルマザーでもふるさと納税はできるのか、注意点を紹介します。
非課税世帯はふるさと納税の控除を受けられないので注意

シングルマザーに限った話ではありませんが、所得税・住民税が課されていない(または控除できる税額がほとんどない)場合は、ふるさと納税をしても控除しきれず、結果として純粋な寄付となり自己負担が増える可能性があるため注意しましょう。
ふるさと納税とは、寄付額に応じた所得税と住民税の控除を受けられる制度です。税金が課されていない(または控除できる税額が少ない)状態で利用すると、控除メリットを受けにくく、損をしてしまうことがあります。
▼シングルマザーやひとり親の非課税世帯の所得・年収目安
(※自治体や扶養状況等により判定基準が異なるため、あくまで目安)
| 子どもの数 | 所得基準 | 年収目安 |
|---|---|---|
| 1人 | 135万円 | 約200万円 |
| 2人 | 155万円 | 約250万円 |
| 3人 | 175万円 | 約300万円 |
課税世帯のシングルマザーならふるさと納税ができる!

結論、シングルマザーでも課税世帯ならふるさと納税できます。
ただし、ふるさと納税の控除上限額は年収だけでなく、扶養状況や各種控除(ひとり親控除など)の有無によっても変わります。年収が低いと上限額も低くなりますが、年収とともに上がっていくため、返礼品の選択肢も広がります。
はじめてのふるさと納税は無料FP相談でプロのアドバイスをもらおう
ふるさと納税は、寄付を通じて応援したい自治体を選べるうえ、返礼品も受け取れる人気の制度です。ただし「寄付した分がすべて戻ってくる」わけではなく、控除できる金額には上限があります。
この上限は、年収だけで決まるものではありません。扶養状況や、ひとり親控除を含む各種控除の有無によっても変わるため、同じ年収でも人によって上限額が違うことがあります。上限を超えて寄付した分は控除されず、結果的に自己負担が増える可能性があるため、事前確認は必須です。
とはいえ、控除上限額の確認は専門用語も多く、初めての方ほどつまずきやすいポイント。スムーズに進めたい場合は、源泉徴収票(または確定申告の控え)を用意して、マネーキャリアの無料FP相談で上限額の整理から寄付の進め方までまとめて確認すると安心です。
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シングルマザーが知っておきたいふるさと納税のやり方4ステップ

シングルマザーが知っておきたいふるさと納税のやり方4ステップを紹介します。
ふるさと納税の控除上限額を調べる
シングルマザーがふるさと納税をするなら、まず控除上限額を調べましょう。
控除額は年収や扶養している子どもの年齢、利用中の控除内容によって大きく変わります。
もし上限を超えた場合、超過分は自己負担になるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
▼ふるさと納税の控除上限額目安
| 年収 | 子ども(中学生以下) 1人 | 子ども(高校生) 1人 | 子ども
(大学生) 1人 | 子ども(高校・大学生) 1人ずつ |
|---|---|---|---|---|
| 300万円 | 28,000円 | 19,000円 | 15,000円 | 7,000円 |
| 325万円 | 31,000円 | 23,000円 | 18,000円 | 10,000円 |
| 350万円 | 34,000円 | 26,000円 | 22,000円 | 13,000円 |
| 375万円 | 38,000円 | 29,000円 | 25,000円 | 17,000円 |
| 400万円 | 42,000円 | 33,000円 | 29,000円 | 21,000円 |
| 425万円 | 45,000円 | 37,000円 | 33,000円 | 24,000円 |
| 450万円 | 52,000円 | 41,000円 | 37,000円 | 28,000円 |
| 475万円 | 56,000円 | 45,000円 | 40,000円 | 32,000円 |
| 500万円 | 61,000円 | 49,000円 | 44,000円 | 36,000円 |
ふるさと納税サイトで返礼品を選んで申し込む
控除上限額の確認が終わったら、自治体の公式WEBサイトやふるさと納税の各種ポータルサイトから返礼品を選び、寄付の申込みをします。
さらに、上限額の範囲内であれば複数の自治体に寄付することも可能です。
また、少額から寄付を受け付けている自治体も多く、1,000円程度から申し込める場合もあります。
※2025年10月1日以降、ふるさと納税に伴うポータルサイト独自のポイント付与はできなくなっています。返礼品の内容や配送時期、自治体の取り組みなどを基準に選ぶと安心です。
ワンストップ特例を利用して手続きをする
寄付の申込みができたら、ワンストップ特例を利用してふるさと納税の手続きをしましょう。
この制度を使えば、確定申告をしなくても寄付の申告が可能です。
寄付先の自治体から届く申請書に必要事項を記入し、翌年1月10日まで(必着)に返送すれば控除が適用されます。
なお、自治体によってはマイナンバーカードを使って、スマホで完結する「オンラインワンストップ申請」に対応している場合もあります。郵送の手間を減らしたい方は、申込み時に対応可否を確認するとスムーズです。
また、会社員であればこの制度だけで手続きが完了するケースが多く、手間がかからないのもメリットです。
ただし、1年間の寄付先が5自治体を超える場合や、副業収入があるなどふるさと納税以外の申告が必要な場合は、ワンストップ特例ではなく確定申告が必要になる点に注意しましょう。
医療費控除や住宅ローン控除(初年度)などで確定申告をする場合、ワンストップ特例を提出していても申請は無効になります。
その場合は、確定申告でふるさと納税(寄附金控除)も忘れずに申告してください(書き忘れると控除を受けられません)。
返礼品を受け取る
寄付の申込みをしてから2週間~半年程度で返礼品が届きます。
ただし、自治体や返礼品の内容によって発送時期は異なります。
特に食品の場合は、収穫や製造のタイミングに合わせて発送されることが多く、希望の配達時期を指定できるケースもあります。
そのため、受け取り時期にこだわりがある場合は、申し込みの段階で必ず確認しておきましょう。
シングルマザーの節税対策のポイントとは?現役FPに聞いてみた【座談会】
「節税は収入に余裕がある人向け」と思われがちですが、シングルマザーのように家計のやりくりがタイトな世帯ほど、控除や制度を上手に使うことで手取りを守る効果が出やすくなります。
そこで今回は、ファイナンシャルプランナー(FP)の加藤さん・池元さんに、シングルマザーが節税を考えるうえで押さえておきたいポイントや、見落としやすい注意点について伺いました。
控除はライフイベントごとに見直す
——まずは、控除の活用について教えてください。
加藤FP:控除って「年末調整で一度出せば終わり」と思われがちなんですが、実はそうではありません。結婚・離婚、転職、働き方の変更、子どもの進学など、ライフイベントのたびに条件が変わるので、その都度見直すことで負担が軽くなることがあります。シングルマザーの方は、扶養や収入の状況が変わりやすいので特に意識したいですね。
池元FP:たとえば、子どもの年齢や進学、扶養から外れるタイミングで、使える控除や手続きが変わることがあります。勤務形態が変わって、申告すべき内容が増えるケースもあるので、「今年は何が変わったか」を毎年チェックするのが基本です。
加藤FP:扶養控除や医療費控除は、数千円〜数万円単位で差が出ることもあります。年1回の“イベント”として機械的に済ませるよりも、家計やライフプランとセットで整理しておくと、取りこぼしが減りますよ。
池元FP:そうですね。ライフイベントごとに見直す習慣がつくと、節税はぐっと身近になります。
節税で浮いたお金の使い道を決めておく
加藤FP:そこはとても大事です。節税で手元に残ったお金をなんとなく生活費に混ぜてしまうより、最初に「何に使うか」を決めておくと効果が変わります。たとえば貯蓄や教育費など、目的があるだけでお金が残りやすくなります。
池元FP:特にシングルマザーの方は、数千円〜数万円でも家計へのインパクトが大きいですよね。使い道を決めずに使うと、気づかないうちに消えてしまいがちですが、先に用途を決めておけば計画的に積み上げられます。
加藤FP:実際に、医療費控除の還付金を「進学資金」として自動積立に回すルールを作った方もいました。入ってきた分をすぐ別口座に移すだけでも、後から見たときにまとまった金額になって安心につながります。
池元FP:節税は“得をする”というより、“家計に余白をつくる”手段だと思います。その余白をどう使うかで、家計の安定感は大きく変わりますね。
加藤FP:制度を活用してお金を戻すことと、戻ってきたお金の使い方までセットで考えると、節税の効果はより実感しやすくなります。
ふるさと納税のお悩みはマネーキャリアの無料FP相談で解決しよう!
ふるさと納税は、寄付を通じて応援したい自治体を選べるだけでなく、自己負担2,000円を除いた分が所得税・住民税から控除され、返礼品も受け取れる制度です。課税世帯のシングルマザーにとっても、家計の負担を抑える選択肢になり得ます。
ただし、ふるさと納税で失敗しやすいのが「控除上限額」の確認です。上限は年収だけでなく、扶養状況やひとり親控除を含む各種控除の有無によって変わるため、源泉徴収票や確定申告の控えを見ながら整理する必要があります。初めての方は、専門用語や数字が多くて戸惑うこともあるでしょう。
マネーキャリアの無料FP相談を活用すれば、控除状況をふまえた上限額の目安を一緒に整理でき、寄付の進め方や注意点も確認できます。あわせて家計の見直しまで行えば、節税だけでなく、日々の支出を整えるきっかけにもなります。
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✔︎ LINEで気軽に予約・日程調整できる
✔︎ 土日祝日も相談できる
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シングルマザーのふるさと納税についてよくある質問
シングルマザーのふるさと納税についてよくある質問に回答します。
ふるさと納税の締切はいつですか?
シングルマザーにおすすめのふるさと納税の返礼品は?
シングルマザーにおすすめのふるさと納税の返礼品の例を下記にまとめました。
※返礼品の内容や寄付金額は自治体・時期により変わるため、申込み時に最新情報をご確認ください。
▼ シングルマザーにおすすめのふるさと納税の返礼品の例
| 返戻品 | 金額 |
|---|---|
| オリジナルトイレットペーパー54個 | 8,000円 |
| ボックスティッシュ60箱 | 14,000円 |
| パックご飯200g36個 | 18,000円 |
| 国産豚肉切り落とし4kg | 12,000円 |
| 九州産若鶏もも切身3.3kg | 12,000円 |
| むきえび1.7kg | 10,000円 |
シングルマザーがふるさと納税をする際に注意すべきことは?
シングルマザーがふるさと納税をする際に注意すべきこととして、下記が挙げられます。
- 必ず控除上限額の計算をする(年収だけでなく、ひとり親控除など控除状況でも上限は変わります)
- 高価な返礼品を申し込む際は、家計とのバランスを考える
- 複数商品を申し込む場合は、冷凍庫・保管スペースや受け取り時期を踏まえて、1年の中でタイミングを分ける
【まとめ】課税世帯のシングルマザーはふるさと納税を活用しよう!
本記事では、シングルマザーでもふるさと納税を利用できるのかを整理したうえで、はじめてでも迷いにくい「ふるさと納税のやり方4ステップ」を紹介しました。
<結論>
シングルマザーでも、課税世帯であればふるさと納税を活用できます。
ただし、控除上限額の確認は必須です。上限額は年収だけでなく、扶養状況やひとり親控除などの控除内容によっても変わるため、源泉徴収票(または確定申告の控え)をもとに最新のシミュレーターで確認しましょう。
計算や手続きに不安がある場合は、無料FP相談を活用すると安心です。上限額の整理から返礼品選び、ワンストップ特例/確定申告の進め方まで、まとめて相談しながら進められます。
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