共働きなのに貯金ゼロ?30代夫婦が陥る落とし穴と、今すぐ始める貯金計画のサムネイル画像
「共働きなのに生活費で精一杯で貯金できない」「共働き夫婦なのにお互いの収入を把握できていない?」とお悩みではないでしょうか。

家計の見直しと適切な貯金計画を立てることで、貯金額を増やすことが可能になります。

この記事では、共働き夫婦が貯金できない原因と具体的な解決策をご紹介します。
また、家計の見直しポイントや共働き夫婦に適した貯金の始め方、マインドセットについても詳しく解説するのでぜひ参考にしてみてください。

この記事がおすすめな人
  • 共働き夫婦の適切な貯金額を知りたい人 
  • 共働き夫婦の家計の見直し方を知りたい人
  • 共働き夫婦の効率的な貯金方法を知りたい人 

共働きなのに貯金できない…」「何から始めたらいいの?」と悩んでいませんか?


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この記事の監修者「井村 那奈」

この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

共働き30代夫婦が貯金できない理由

共働き30代夫婦の多くが貯金ゼロの状況に陥っています。


共働きの30代夫婦が貯金できないのは、以下の理由が挙げられます。

  • お互いの収支を把握していない
  • 貯金の目標がない
  • 外食や娯楽費にお金をかけすぎている
1つずつ詳しく見ていきましょう。

お互いの収支を把握していない

夫婦で収支を十分に把握できていないと、気づかぬうちに家計が悪化する危険性があります。

決済アプリやクレジットカード払いが日常化し、サブスクなどの定期支払いも複数抱えると、支出の実態が見えにくくなるためです。

毎月いくら使っているのか正確に分からないまま生活を続けた結果、貯蓄が底をついてしまう世帯も少なくありません。

支出を可視化する仕組みを夫婦で共有し、定期的に見直すことが重要です。

貯金の目標がない

貯金ゼロから脱却できない主な理由は、明確な目標の欠如にあります。

将来設計が曖昧だと、貯蓄の重要性を認識しにくくなり、いつまでも着手できない状態が続きます。

インフレや年金制度の変動を踏まえ、実現可能な計画を立てることが求められます。

目標を数値化し期限を設けることで、具体的な行動へとつながるでしょう。

外食や娯楽費にお金をかけすぎている

生活様式が変わると、支出は増える傾向にあります。

在宅勤務でランチ代や交通費は減りますが、食品や日用品の宅配利用が増えて支出は膨らみがちです。

また、自宅で過ごす時間が長くなると、動画配信やオンラインサービスといったデジタルコンテンツへの出費が増加します。

日々の利便性や快適性を追求するうちに、気づかぬうちに支出全体が拡大してしまうのです。

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年代別・共働き夫婦の平均貯金額


平均貯金額

貯金ゼロから抜け出すには、まず現状を把握しましょう。

  • 20代夫婦の貯金状況
  • 30代夫婦の理想的な貯金額
  • 実現可能な貯蓄目標

年代ごとの平均貯金額を知ることで、目標設定の参考になります。


それぞれの年代における特徴を見ていきましょう。

20代夫婦の貯金額は約150万円

20代共働き夫婦の貯金額は、世帯の中央値で約150万円です。

新生活の準備や結婚費用の支払いで、貯金が減少するケースが多くあります。

この時期から計画的な貯金を始めることで、30代での資産形成が加速します。

とくに、新NISAやiDeCoなどの制度を活用した長期投資がおすすめです。

30代夫婦の貯金額は約250万円

30代共働き夫婦は、子育てや住宅購入など大きな支出が控える年代です。

そのため、貯金額の中央値は約250万円ですが、世帯によって大きな差があります。

この時期の貯金習慣が、将来の生活水準を左右します。 昨今の物価高を考慮すると、より積極的な資産形成が必要です。

貯蓄目標は収入の10~30%

実現可能な貯蓄目標は、ライフステージによって異なります。

子育て期は収入の15%程度から始め、徐々に増やしていくと無理がありません。

住宅購入を検討している場合は、頭金のために30%以上の貯蓄が必要な場合も。

まずは収入の10%から始め、生活状況に応じて調整していきましょう。 

貯金できない共働き夫婦の3つの特徴

貯金ゼロから抜け出せない夫婦には、共通の特徴があります。

  • 無駄遣いが多い
  • 財布の紐が緩い
  • 収支を把握できていない

これらの特徴を意識して、改善していきましょう。


それぞれの特徴について詳しく見ていきます。

無駄遣いが多い

不要な支出や重複した支出が、貯金を妨げています。

  • 利用頻度の低いサブスク契約が継続
  • ポイント獲得のために余計なモノを購入
  • セール時の衝動買い 
このような行動がよく見られます。

支出を見直し、本当に必要なサービスや商品を選びましょう。 

財布の紐が緩い

財布の紐が緩いことは、貯金ゼロの最大の原因と言えます。

とくに、キャッシュレス決済やポイント還元の魅力で、不要な買い物が増えがちです。

コンビニでの衝動買いや、ネットショッピングでの購入が積み重なりますので、手取り収入に見合った支出管理と、ポイント還元の適切な活用を心がけましょう。

収支を把握できていない

収支の把握不足は、貯金ゼロの状態を招く危険な習慣です

複数の決済手段やサブスク契約で、支出が見えにくくなっています。

家計簿アプリを活用しても、正確な入力や継続的な管理ができていないケースも多く見られます。

定期的な収支の確認と、家計簿アプリなどを活用した「支出の可視化」を進めましょう。

30代共働き夫婦が貯金を始める5つのポイント

貯金ゼロから抜け出すための、今すぐ始められる具体的な方法をご紹介します。

  • 貯金の目標を考える
  • 簡単に家計簿をつける
  • お金のルールを決める
  • 家事の効率化
  • 積立運用をする

具体的な実践方法を見ていきましょう。

貯金の目標を考える

まずは「具体的な貯金目標を設定すること」から始めましょう。

老後資金、教育費、住宅購入など、ライフプランに沿ったイベントを洗い出します。

将来的なインフレも考慮し、実質的な目標金額を設定します。

長期的な資産形成計画として、新NISA制度やiDeCoの活用も検討しましょう。

簡単に家計簿をつける

家計管理は、デジタルツールを活用すると効率的です。

銀行やクレジットカードと連携する家計簿アプリを活用します。

支出は自動で分類され、傾向分析も容易に行えますし、AI機能の活用で支出の無駄を発見することもできます。

お金のルールを決める

夫婦で、共通の「お金のルール」を決めましょう。

生活費の分担方法や、個人的につかえる金額の設定、またキャッシュレス決済の利用ルールも明確にするなど、2人でひとつずつ決めていきます。

ルールが定まったあとも、月1回は家計について話し合い、支出状況を共有しましょう。

家事の効率化

家事の効率化は、時間とお金の節約につながります。

食材宅配サービスやミールキットは、コスト対効果を考慮して選択します。

また、時短家電の導入は、電気代や維持費も含めて検討しましょう。

夫婦で協力して家事を分担することで、外食費や家事代行サービスの利用を抑えられます。

積立運用をする

確実な資産形成は「定期的な積立」が鍵です。

まずは給与日に自動的に積立を行う仕組みを作り、さらに新NISA制度を活用して長期的な資産形成を目指します。

投資する金融商品は「インデックス投資」など、低コストで効率的なものを選ぶと無理なく続けられます。 

「いつか貯金しなきゃ…」と思っているだけでは、なかなか貯まりません。


大事なのは「具体的な目標」を決めて、実際に行動すること!


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30代共働き夫婦が貯金を始める際によくある落とし穴とは?現役FPに聞いてみた【座談会】

30代になると収入が安定し始め、将来に向けた貯蓄や資産形成を考える人が増えます。


しかし、やみくもに貯金や投資を始めてしまい、後から「やり方を間違えた」と後悔するケースも少なくありません。


今回は、ファイナンシャルプランナー(FP)の加藤さんと奥山さんに、30代共働き夫婦が貯金を始めるときによく陥る“落とし穴”について、実際の相談事例を交えながら語ってもらいました。

※左側:奥山FP、右側:加藤FP

生活費以外を全て投資に回してしまう

——まずは、投資に回しすぎてしまうケースについて伺います。


加藤FP:これは本当に多いです。収入が安定してくる30代の共働き世帯では、老後や将来を考えて「とにかく貯めなきゃ、増やさなきゃ」と思い、生活費以外を全部投資に回してしまう方がいます。


奥山FP:そうですね。特にNISAやiDeCoが話題になっている今、「現金で持っていてももったいない」という意識が強くて、リスク資産に偏るケースはよく見ます。


加藤FP:実際、あるご家庭では月10万円以上を投資に回していて、急な家電の買い替えや医療費の出費が出たときに一気に家計が崩れました。結果的に投資の取り崩しをしてしまい、タイミングが悪く元本割れという結果に…。


奥山FP:このケース、決して珍しくないです。緊急資金を現金で確保せずに投資してしまうと、想定外の出費に弱い。特に共働き家庭は収入がある分、「なんとかなる」と思い込みやすいんですよね。


加藤FP:だからこそ、まずは3〜6か月分の生活費は現金で確保したうえで、余剰資金を投資に回すのが鉄則です。バランスを取ることが何より重要です。

無理な貯蓄目標を立ててしまう

——次に、無理な目標を立ててしまうケースについて教えてください。


奥山FP:これもすごく多いです。「年間100万円は貯めたい」とか「5年で1,000万円貯金」みたいに、勢いで高い目標を掲げるパターンですね。でも、実際の生活費を考慮せずに設定すると、すぐに息切れしてしまうんです。


加藤FP:そうなんですよね。スタート時は頑張れても、半年も経たずに「生活が苦しい」と挫折してしまうケースが本当に多い。特に30代は、住宅ローンや教育費、旅行や趣味など支出が増える時期なので、無理な設定は続きません。


奥山FP:あるご家庭でも、毎月8万円の貯蓄を目標にしていたんですが、実際の家計の余剰は5万円程度しかなくて、クレジットの分割払いでしのぐ状態に…。本末転倒ですよね。


加藤FP:目標額を高くしすぎると、節約をしなきゃいけないプレッシャーが強くなって、家計改善どころかストレスになることもあります。


奥山FP:理想は「無理なく続けられる額」をベースにスタートすること。たとえば3万円の貯蓄でも習慣化できれば、将来的にボーナスや昇給分で上積みしていけます。継続可能性を重視することが大事ですね。

井村FP

貯金や投資は、生活費・余剰資金を把握して、無理なく続けられるバランスを見極めることが何より重要です。


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共働き30代夫婦の貯金計画に関するよくある質問

貯金ゼロからの脱出に関する疑問にお答えします。

  • 具体的な始め方のステップ 
  • 適切な貯金額の設定方法 
  • 継続のためのポイント

これらの疑問に対する回答を確認していきましょう。


何から始めたらいい?

貯金を始めるためにはまず「現状把握」です。

家計簿アプリで1か月の支出を自動記録し、固定費の見直しとサブスク整理から始めます。 

その後に、新NISA口座を開設して積立投資の準備を始める、といった順番がおすすめです。

毎月いくら貯蓄すれば?

貯金ゼロからスタートする場合、まずは収入の10%を目標にします。

子育て期は教育費の準備も考慮し、可能であれば15〜20%を目指します。

住宅購入を考えている場合は、頭金のために30%以上の貯蓄が必要です。

老後資金としては、年間100万円程度の資産形成を目標にします。

貯金を続けるコツは?

貯金を継続するには、自動化とデジタル活用が効果的です。

給与日に、自動的に貯金・投資口座に振り替えるシステムを作りましょう。 最初に体制を整えてしまえば、あとは手間なく続けられます。

また、家計簿アプリで貯金実績を可視化すると、大きな達成感を味わえるのでおすすめです。

夫婦で定期的に進捗を確認し、目標達成を喜び合うことでモチベーションアップにつながります。  

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