「くも膜下出血だと保険に入れない?」
「くも膜下出血でも保険に入りたい...」
とお悩みではないでしょうか。
くも膜下出血の既往がある場合、通常の生命保険や医療保険への加入は難しいものの、症状や「引受基準緩和型保険」の検討次第で、将来に備えた保険に加入できる可能性があります。
この記事では、くも膜下出血の方におすすめの保険について詳しく解説します。
内容をまとめると
- 「おすすめの保険」から加入したい保険を大まかに決める
- 『保険の相談窓口※』で加入可能か可否を検索してもらう
- 加入可能の場合は保険に加入ができます。
- また、残念ながら告知条件の不一致等で加入が不可能な場合も、同じ条件や似た条件で保険を複数社からお探ししてご提案します。
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
くも膜下出血に関する保険に入るのがおすすめの方
くも膜下出血は50〜60歳代の女性に発症しやすいとされており、突然の激しい頭痛や、意識がなくなる、けいれん、嘔吐などの初期症状が典型的です。
病気が進むと、およそ半分の人が亡くなり、助かっても重い後遺症が残って仕事や日常生活に戻れないことがあります。
くも膜下出血は特に長期的な通院や治療が必要で、治療費が高額になる場合があり、親族に同じ病気の人がいる場合発症しやすいことから、あらかじめ保険に加入しておくと安心です。
高血圧、たばこを吸う、お酒をよく飲む方や、家族が同じ病気になった人がいる方は、ご自身とご家族の保険がくも膜下出血の保障を付帯しているか、確認・見直しましょう。
引用: 秋田県立循環器・脳脊髄センター
くも膜下出血でも保険に入れる可能性がある
くも膜下出血の病歴がある場合、特に、外傷性であることが明確で、治療後に一定期間が経過して症状が安定している場合には、通常の生命保険へ加入できる可能性が高まります。
ただし、治療歴や保険の種類によって加入可否が異なるため、注意が必要です。
▼通常の生命保険に入りやすい条件の一例
- 「外傷性くも膜下出血である」かつ「手術の有無に関わらず完治後5年以上経過」
また、もし告知条件に満たず、通常の生命保険に加入ができない場合でも、加入条件が緩めの「引受基準緩和型保険」も選択肢に入れることができます。
そのため、保険への加入を検討する際は事前に保険への加入条件を確認し、自分の健康状態で加入できるか確認することが大切です。

マネーキャリアの『無料保険相談』では、くも膜下出血の既往歴や治療状況を踏まえ、通常の保険や緩和型保険など、加入しやすい選択肢を専門家が複数社から整理・提案します。
くも膜下出血でおすすめの保険
くも膜下出血の既往がある場合、通常の生命保険や医療保険への加入は難しいと言われていますが、その中でも加入できる可能性がある、おすすめの保険を紹介します。
※ただし、加入可否は保険会社によって異なるので、申し込み前に『保険の相談窓口』にて加入の可否を確認をしましょう。
保険の相談窓口は担当者が「保険の加入可否」「加入できる保険の有無」を総合的に確認します。
①以下から加入したい保険を大まかに決める
②「保険の相談窓口」で加入可能か可否を検索してもらう
③加入可能の場合は保険に加入ができます。
また、残念ながら告知条件の不一致等で加入が不可能な場合も、同じ条件や似た条件で保険を複数社からお探ししてご提案します。
引受基準緩和型保険
引受基準緩和型保険は、告知項目が3〜5項目と少なく、持病があっても加入しやすい保険です。その代わり、保険料は通常の1.5〜2倍以上や、契約後1年間は保障が50%に制限される商品が多いことが特徴です。
▼告知項目の例
・過去3ヶ月以内に医師から入院・手術・検査を勧められた?
・過去2年以内に入院・手術をした?
・過去5年以内にがんで入院・手術をした?
▼くも膜下出血の場合の加入可能性
このような条件なら加入できる可能性があります
・発症から5年以上経過している
・現在入院・手術の予定がない
・定期的な通院はあっても、新たな治療の必要がない
▼死亡保障
・引受基準緩和型定期保険
・引受基準緩和型終身保険
保険料目安(50歳男性、死亡保障300万円の場合)
月額8,000円〜15,000円程度(通常保険の2倍以上)
▼医療保障
・引受基準緩和型医療保険
保険料目安(50歳男性、入院日額5,000円の場合)
月額4,000円〜7,000円程度
※上記はあくまで目安です。保険会社や保障内容によって金額は異なります。
▼注意点
・脳血管疾患について「部位不担保」となる可能性が高い
例:「脳血管疾患による入院・手術は5年間保障対象外」
・実質的に再発時の保障が受けられない場合も
無選択型保険
無選択型保険は、健康状態の告知が一切不要で誰でも加入できる保険です。ただし、保険料が通常の2〜3倍と、非常に高額なことも特徴です。
▼無選択型保険の特徴
・ 契約前に発症した病気は一切保障対象外
・死亡保険金も契約後2年以内は払込保険料相当額のみ
・事故死のみ全額保障など、条件が厳しい
▼無選択型保険が向いているケース
・引受基準緩和型も断られた
・全く保険がないよりはマシと考える
・新たな病気への備えとして割り切れる
(50歳男性、死亡保障300万円の場合)
月額15,000円〜25,000円程度
少額短期保険
少額短期保険は、保険料は商品により様々ですが、保険期間が短い(1年更新など)ことが特徴です。保障額が80万円以下であることが多いです。
▼くも膜下出血でも加入できる可能性
・商品により基準が大きく異なる
・死亡保障のみなら加入できる場合も
・医療保障は難しい
▼少額短期保険に向いているケース
・葬儀費用程度の保障があれば良い
・高額な保険料は払えない
・とりあえず何か保険に入りたい
(50歳男性、死亡保障80万円の場合)
月額3,000円〜6,000円程度
くも膜下出血の方の保険の選び方
くも膜下出血の方が保険に加入する際の選び方は以下のとおりです。
- 自分に必要な保障で選ぶ
- 複数の保険会社を比較して選ぶ
- 保険の専門家(FP)に相談する
くも膜下出血を経験した方が保険を選ぶ際は、完治後の経過年数や現在の健康状態を考慮することが大切です。
通常の生命保険に加入できるケースもあれば、緩和型や無選択型のように条件が緩い保険を検討する必要があるケースもあります。
自分に必要な保障で選ぶ
1つ目は、自分に必要な保障で選ぶことです。
なぜなら、くも膜下出血の症状や自身の状況によって必要な保障が異なるからです。
例えば、再発時の入院や手術に備えた保障であれば医療保険、万が一の場合の家族の生活を守るためであれば死亡保険など、様々な種類があります。
しかし、保障を付けすぎると保険料が高くなってしまうため、必要な保障を優先順位をつけて選ぶことが重要です。
複数の保険会社を比較して選ぶ
2つ目は、複数の保険会社を比較して選ぶことです。
なぜなら、保険会社によって提供している商品や加入条件が異なるからです。
同じ条件であっても、A社では加入できないけど、B社では条件付きで加入できるケースがあります。
また、保険料や特約の有無、保障範囲にも違いがあるため、加入前に複数の保険会社を比較することが大切です。
くも膜下出血の既往歴があると、保険会社ごとに審査基準が異なるため、1社だけで判断すると選択肢を狭めてしまう可能性があります。
しかし、数多くの保険会社を自分で調べて比較するのは大変で、時間もかかってしまいます。

マネーキャリアの『無料保険相談』では、専門家が複数社の商品を効率的に比較し、あなたに合った最適なプランを提案してくれます。
保険の専門家(FP)に相談する
- 加入できる保険があるか手軽に確認できる
- 病歴ごとに最適な保険を選別して提案してもらえる
- 加入前に保険会社には聞きづらい事項も質問ができて安心につながる
保険の専門家に相談することで、くも膜下出血を患っている方でも、より適切で安心できる保険選びが可能になります。
「とはいえどこのFPに相談すればいいか分からない」という方にはマネーキャリアへの相談がおすすめです。
くも膜下出血で利用できる公的保障制度
くも膜下出血でも利用できる公的保障制度は「高額療養費制度」です。
高額療養費制度とは、くも膜下出血の医療費や治療費用が上限額を超えた場合に、超過分の費用が支給される制度です。
上限額は年齢や年収、世帯合算額、過去12ヶ月以内の上限額を超えた回数などによって変動するため、事前に申請先で確認することが重要です。
公的保障制度を活用すると、医療費を抑えながら適切な医療を受けられます。
くも膜下出血の保険に関するよくある質問
くも膜下出血の保険に関するよくある質問を解説します。
解説する質問は以下のとおりです。
- 三大疾病保険や特定疾病保障保険の対象ですか?
- 手術の自己負担額はいくらですか?
三大疾病保険や特定疾病保障保険の対象ですか?
くも膜下出血は、三大疾病保険や特定疾病保障保険の対象になることが一般的です。
なぜならくも膜下出血は脳卒中の一部であり、脳卒中はがん、急性心筋梗塞と並ぶ三大疾病だからです。
三大疾病保険や特定疾病保障保険では、脳卒中を含む三大疾病に罹患し、定められた条件を満たした場合に保険金・給付金が支払われます。
ただし、契約時の告知内容や免責事項によっては保障が制限される可能性もあるため、注意が必要です。
手術の自己負担額はいくらですか?
くも膜下出血の手術をする際の自己負担額は、手術費によっても異なりますが、3割負担の場合で約30万円になります。
また、年齢や所得によって異なりますが、高額療養費制度が適用でき、負担額の上限額の超過分が払い戻される可能性もあります。
高額療養費制度を適用する場合は、事前に限度額適用認定証を取得しておくと、窓口での支払時に負担額を上限額まで抑えられるため安心です。
くも膜下出血の保険の加入でお悩みならマネーキャリアに無料相談がおすすめ

くも膜下出血と診断された場合でも加入できる可能性のある保険の種類や選び方について解説しました。
この記事のポイントをまとめると以下のとおりです。
- くも膜下出血の場合、通常の生命保険と引受基準緩和型保険に加入できる
- 通常の生命保険は外傷性かつ完治後5年経過なら無条件で入れる
- 保険に加入する際は自分に必要な保障を、複数の保険会社を比較して選ぶことが大切
- くも膜下出血と診断された場合は、「高額療養費制度」などの公的保障制度も利用できる
- くも膜下出血の保険加入で困ったら保険の専門家(FP)に相談するのがおすすめ
- 「とはいえどこのFPに相談すればいいか分からない」という方にはマネーキャリアへの相談がおすすめ
くも膜下出血を経験すると、「もう保険には入れないのでは?」と不安になる方も多いでしょう。
確かに、診断直後や治療中は審査が厳しくなる傾向がありますが、完治後の経過年数や症状の安定度によっては、加入できる保険は存在します。
特に、外傷性で完治から一定期間が経過している場合は通常の生命保険に入れる可能性があり、また、引受基準緩和型や無選択型といった持病に配慮した保険も選択肢になります。
こうした複雑な条件を一人で調べるのは大変ですが、マネーキャリアなら専門家があなたの状況に合わせて最適な保険を提案してくれます。
マネーキャリアを選ぶメリット
- くも膜下出血を含む持病の保険相談実績が豊富
- 複数の保険会社を横断比較し、条件に合う保険を提案
- 相談は完全無料で、何度でも利用可能
- スマホ1つでオンライン相談が可能で手軽
30代女性
スタッフの対応が速かった!
スタッフの対応が速かった! 医療保険とがん保険の見直しをずっとしようと思っていたのですが、時間がなく後回しにしていました。マネーキャリアではLINEでの連絡が迅速で、電話での連絡もできたので、忙しい私でも納得いくまで相談できてとても良かったです。また、担当者の方も質問内容に正直に応えてくださり、誠実な方で安心して相談できました。
40代女性
担当FPさんが安心できる
保険の見直しをしようと思い自分で調べていたのですが、一度プロの方に相談してみようと思い申し込みました。無料ということだったのであまり期待していなかったのですが、FPさんの物腰も柔らかくて話がしやすく、事前に調べていた内容以上に良い提案をしていただけて大変満足です!
40代女性
持病もちでも保険に加入できた
私は持病があるので保険に加入できないと思っていましたが、担当のFPさんが丁寧にカウンセリングしてくれ、一所懸命に向き合ってくれたのが本当に嬉しかったです。おかげで私にあった保険を選ぶことができました。相談内容や日程調整がLINEで非常にスムーズに行え、ストレスフリーで大変良かったです。
- 自分の病状でも入れる保険を探してもらえる
- 保険に詳しい専門家(FP)に無料で相談できる
- 時間や場所を選ばずオンラインで相談可能