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この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
- 団体信用生命保険の審査に落ちる理由3つ
- 健康状態に問題がある
- 提出書類に不備・虚偽の内容がある
- 職業制限に該当している
- 団体信用生命保険の審査に落ちた場合の対処法
- 他の金融機関で再チャレンジする
- 配偶者の名義で申し込む
- フラット35に申し込む
- 住宅ローン審査時の頭金を多くする
- ワイド団信に申し込む
- 団体信用生命保険の告知書で問われること
- 告知書に記入した日から3ヵ月以内の治療・投薬歴
- 告知書に記入した日から3年以内の手術・治療歴
- 現在の健康状態・身体障がいの情報
- 団体信用生命保険の審査への申し込みで気を付けること
- 既往歴は詳しく記入する
- 虚偽の情報は絶対に書かない
- 問われている質問にだけに答える
- 団体信用生命保険の審査に落ちる理由6選や対処法【まとめ】
団体信用生命保険の審査に落ちる理由3つ
団体信用生命保険の審査に落ちる理由は3つの理由が考えられます。
- 健康状態に問題がある
- 提出書類に不備・虚偽の内容がある
- 職業制限に該当している
ここでは、団体信用生命保険の審査に落ちる理由を詳しく解説していきます。
審査に落ちる理由を把握しておくと、実際に審査を受けた際に落ちる可能性を晴らせることがあります。
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健康状態に問題がある
団体信用生命保険の審査では、健康状態に問題がある場合も審査通過に不利になってしまう場合があります。
たとえば、高血圧や糖尿病などの生活習慣病で通院中の場合や、がんの治療歴がある場合は特に注意が必要です。
また、うつ病などの精神疾患の治療歴がある場合も、審査に大きく影響する可能性があります。
健康上の問題が認められると、将来的な返済リスクが高いと判断され、仮に住宅ローンの事前審査に通っても本審査で落ちてしまうリスクが高まります。
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提出書類に不備・虚偽の内容がある
団体信用生命保険の審査に落ちる原因の1つに提出書類に不備・虚偽の内容があることが挙げられます。
保険会社は申込者の情報を基準に返済能力などを評価するため、提出書類の正確性と完全性が非常に重要です。
そのため、不備や虚偽があると情報の信頼性が下がってしまい、審査を通過できない可能性があります。
数字を記入する場合、金融機関によってはおおよそで求められる場合もありますが、あまりにも現実とかけ離れている数字の場合は「故意にうそをついている」と判断されるので注意が必要です。
職業制限に該当している
団体信用生命保険では、職業制限に該当していると審査に落ちてしまうリスクがあります。
特に、以下のような危険度が高いとされる職業は、一部の金融機関で審査対象外とされるケースがあります。
- 格闘家
- レーサー
- 高所作業者 など
該当する職業の方は、事前に対応している金融機関を調べることが重要です。
職業による制限がゆるやかな保険商品を扱う金融機関を選ぶことで、審査通過の可能性が高まります。
自分の職業が対象外か不安な場合は、FPやローン相談窓口に事前相談しておくと安心です。
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団体信用生命保険の審査に落ちた場合の対処法
団体信用生命保険の審査に落ちた場合の対処法は以下の5つです。
- 他の金融機関で再チャレンジする
- 配偶者の名義で申し込む
- フラット35に申し込む
- 住宅ローン審査時の頭金を多くする
- ワイド団信に申し込む
上記の対処法を把握しておくことで審査に落ちた際に適切な行動を取れる可能性があるのでぜひご覧下さい。
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他の金融機関で再チャレンジする
団体信用生命保険の審査に落ちた場合でも、他の金融機関で再チャレンジは十分に可能です。
団信の審査基準は保険会社によって異なり、一方では通らなくても他では通るケースもあります。
実際、同じ病歴や症状でも、金融機関や保険商品の違いによって審査結果が変わることがあります。
そのため、落ちたからといって諦めず、複数の金融機関や団信商品を比較・検討が重要です。
まずは専門家に相談し、自分に合った再チャレンジ先を見つけましょう。
配偶者の名義で申し込む
団体信用生命保険の審査に落ちた場合、配偶者の名義で住宅ローンに申し込むのは有効な選択肢の1つです。
申込者本人が審査に通らなくても、配偶者が健康で安定収入があれば、審査通過の可能性があります。
また、共働き世帯であれば、「収入合算」によって2人の年収を合わせてローンを組む方法も可能です。
状況によっては、配偶者の名義の方がスムーズに審査を進められる可能性もあるため、選択肢の1つとして検討してみましょう。
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フラット35に申し込む
一般の団体信用生命保険の審査で落ちた場合は、フラット35に申し込む方法もあります。
フラット35は固定金利で、最長35年の返済期間を設定でき、団信に加入しなくても借りられる住宅ローンです。
通常の団信に通らなかった方でも、フラット35は団信なしで申し込め、さらに固定金利で返済計画も立てやすくなります。
このように、フラット35は健康状態に不安がある方にとって、住宅取得の大きな助けとなる選択肢です。
ただし、万が一に備える保障がない分、代替手段として民間保険を検討も大切です。
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住宅ローン審査時の頭金を多くする
住宅購入資金に余裕がある人は、住宅ローン審査の申し込みで頭金を増やして審査通過の可能性を上げることも可能です。
住宅ローンの審査では健康状態や年収・勤務状況など総合的に判断されるので、頭金の多さでも返済能力を判断します。
頭金が多ければ総返済額が減らせるので、金融機関側は返済滞納リスクが減ると判断して住宅ローンの審査に通過できる可能性があります。
仮に団信に加入できなかった場合でも住宅ローンの審査に通過する方法を選ぶのも有効です。
ワイド団信に申し込む
健康状態に不安がある方には、ワイド団信の申し込みがおすすめです。
ワイド団信は、健康状態に不安がある人でも加入しやすい団体信用生命保険です。
通常の団信では審査に通らないような病歴や持病がある場合でも、ワイド団信であれば審査に通るケースがあります。
金利は0.2~0.3%程度上乗せされますが、健康上の事情を抱える方にとって有力な選択肢となります。
団体信用生命保険の告知書で問われること
団体信用生命保険での申し込みでは「告知書」の提出が必要です。
告知書で質問される主な内容として、以下の3つを紹介していきます。
- 告知書に記入した日から3ヵ月以内の治療・投薬歴
- 告知書に記入した日から3年以内の手術・治療歴
- 現在の健康状態・身体障がいの情報
告知書に記入した日から3ヵ月以内の治療・投薬歴
告知書記入日から過去3ヵ月以内の通院歴や投薬歴は必ず申告が必要です。
なぜなら、期間内の健康状態を明確にすると、保険会社は契約リスクを評価しやすくなるからです。
たとえば、虫歯・ぎっくり腰・インフルエンザの治療などの軽い病気やケガであっても当てはまります。
また、大きな病気の予防目的とした投薬であっても申告が必要になるので注意が必要です。
告知書に記入した日から3年以内の手術・治療歴
告知書に記入した日からさかのぼって、過去3年以内に受けた手術や入院を伴う治療歴はすべて申告が必要です。
たとえば、がん・心疾患・脳血管疾患などの大きな病気への手術以外にも、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病なども含まれます。
なかでも「うつ病」は申告しなければならない病気の中で注意が必要な精神疾患で、審査に通りにくい病気の1つです。
ただし、持病があれば必ず審査に落ちてしまうわけではなく、治療歴や投薬量・検査時の数値など総合的に判断されるので、同じ病気であっても結果が異なる場合もあります。
現在の健康状態・身体障がいの情報
現在治療中の病気や身体障がいのある人も申告の義務があります。たとえば、次のようなものが該当します。
- 左右いずれかの矯正視力(眼鏡等使用時)が0.3未満
- 聴力・言語・そしゃく機能の障がいがある
- 手・足・指の欠損や機能の障がい・背骨の変形または障がいがある
なお、身体障がいがあれば、審査に必ず落ちてしまうわけではありません。
保険会社が加入時の申込者の身体障がいの有無・程度を把握するために必要だからです。
背景として、団信が死亡時以外にも高度障害になった場合に保証をする契約があります。
団体信用生命保険の審査への申し込みで気を付けること
団体信用生命保険の申し込みで気を付けることは次の3つです。
- 既往歴は詳しく記入する
- 虚偽の情報は書かない
- 聞かれている質問にだけに答える
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既往歴は詳しく記入する
団体信用生命保険の告知書では、既往歴はできるだけ詳しく記入しておくことが大切です。
あいまいな記憶・情報で記入すると、不備や虚偽があったとみなされてしまう可能性があります。
そのため、病名以外にも受けた検査の種類や検査結果の数値・通院状況・投薬履歴・投薬量などは正確な記入が重要です。
なお、検査結果の数値を記入する場合は、指摘を受けた項目以外にも病気に関する数値はすべて記入します
なぜなら1つの数値で基準を超える数値が出ても他の数値が問題なければ審査に通るケースもあるからです。
もし、手元に診断書や検査結果がない場合は、治療を受けている医療機関に相談をして書類をもらうのがおすすめです。
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虚偽の情報は絶対に書かない
当たり前のことですが団体信用生命保険の告知書では、虚偽の情報は記入しないことです。
保険会社に「虚偽の情報」とみなされると「告知義務違反」となるので、審査に通過しても契約解除されます。
その場合、契約者が死亡したり高度障害になったりしても団信の保険金が受け取れません。
そのため、軽い病気や完治していた場合でも、審問内容に記載が必要な場合は、正直に記入するのが大切です。
いずれにしても、保険会社が申込者の健康状態を正確に把握するために正直な申告が、審査に通過するために必要なことです。
問われている質問にだけに答える
告知書に書かれている質問で関係のないものまで書くと、反対に審査通過に不利に働いてしまう可能性があります。
たとえば、告知日から3年以内の手術・治療歴の部分に4年以上前の完治している病気やケガに関して記入することです。
そのほか、高血圧や糖尿病など保険会社が告知対象としている病気・ケガ以外のものも記入する必要はありません。
既往歴の正しい記入が、審査に通るために重要なポイントだと覚えておくことが大切です。
団体信用生命保険の審査に落ちる理由6選や対処法【まとめ】
この記事では、団体信用生命保険の審査に落ちる理由や対処法を解説してきました。
団体信用生命保険の審査に落ちる原因には健康状態や書類の不備などがありますが、フラット35やワイド団信を利用するなどの対処法を取ることで住宅ローンに入れる可能性があります。
ただし、自分に合った団体信用生命保険の審査に落ちた場合の対処法を判断するには専門的な知識が求められ、1人で対応するのはハードルが高いです。
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